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PIGNOTE

2026.07.03

ドメインとURLの違いとは?構成要素と実例をわかりやすく解説

ドメインとURLの違いとは?構成要素と実例をわかりやすく解説

混同されがちなドメインとURLですが、両者は似て非なる概念です。URLはドメインの上位概念であり、URLの中にドメインが含まれているとイメージするとわかりやすいでしょう。

本記事では、ドメインとURLの違いを1からわかりやすく解説します。実際のURLを分解しながら、それぞれの要素が何を意味するのかを具体例つきで説明します。

また、ドメインとURLの違いから発展し、Webサイトをこれから作成しようとしている方に向け、ディレクトリの構成を考える上での注意点についても、実際の運用経験を交えて解説します。

ドメインとURLの違いは?

冒頭でも触れましたが、ドメインはURLの上位概念です。ではそれぞれにどのような役割があるのかも含めてみていきましょう。

URLとは?

URLは、インターネット上の住所だと考えると分かりやすいです。Uniform Resource Locatorの略で、そのまま日本語にすると「統一資源位置指定子」といいます。

インターネット上にあるホームページやファイルの位置や情報を示すものです。

インターネット上の住所は数字の羅列である「IPアドレス」を使って認識します。そのIPアドレスを人間にとってわかりやすく文字で表した上で、住所の中のどこにアクセスしているのかまでわかり、さらに通信プロトコルを指定したものがURLです。

実際のURLで確認してみよう

言葉だけでは分かりにくいので、この記事自体のURLを例に、各要素を分解してみましょう。

https://www.pignus.co.jp/column/webmarketing/2056/

  • プロトコル・スキーム:「https://」の部分。SSL/TLSで暗号化された通信方式であることを示します
  • ホスト名:「www」の部分
  • ドメイン:「pignus.co.jp」の部分。「co」がセカンドレベルドメイン、「jp」がトップレベルドメインです
  • ディレクトリ:「/column/webmarketing/」の部分。カテゴリごとに階層分けされています
  • ファイル名(識別子):「2056/」の部分。個別の記事を識別する番号です

このように、1つのURLの中に「どのサーバーの」「どの通信方式で」「どのフォルダの」「どのファイルか」という情報がすべて詰まっています。

URLを構成する要素

URLを構成する要素

URL(①)は、以下の8つの要素によって構成されます。

  • プロトコル(②)
  • スキーム(③)
  • ホスト名(④)
  • サードレベルドメイン(⑤)
  • セカンドレベルドメイン(⑥)
  • トップレベルドメイン(⑦)
  • ディレクトリ(⑧)
  • ファイル名(⑨)

これが、URLの基本形です。これからURLの構造を要素ごとに説明します。

ドメイン

ドメインとは、IPアドレスを「sample-note.co.jp」などの文字列にしたものです。IPアドレスは数字の羅列になるので、それだけだとユーザーが覚えることが難しかったり、どんなサービスか分かりづらかったりしますが、英数字・日本語などを含むドメインにすることによってそれが解消されます。

ドメインとIPは、DNS(ドメインネームシステム)というところで紐づけの管理がされています。

ドメインとIPアドレスの紐づけは、DNSで管理されています。
そのため新規でドメインを取得した際は、そのドメインを使いたいサイトのIPアドレスをDNSに登録し、ドメインと紐づける設定作業が必要になります。

なお、1つのドメインに複数のIPアドレスを紐づけることも可能です。

トップレベルドメイン

トップレベルドメインは、ドメインの最後にある「jp」「com」などの文字列のことです。
トップレベルドメインは国別トップレベルドメイン(ccTLD)と、分野別トップレベルドメイン(gTLD)に大きく分けられます。

例えば、日本のccTLDは「jp」です。

セカンドレベルドメイン

セカンドレベルドメインは、ドメインの中で2番目の要素です。
このレベル(階層)は単に順番のことで、トップレベルドメインによって、セカンドレベルドメインは変わります。

上図のようにトップレベルドメインが「jp」の場合は、「co」や「or」など、組織の種類を表すドメインがセカンドレベルドメインとなります。

一方、トップレベルドメインが下図のように「com」や「net」などの場合は、「sample-note」がセカンドレベルドメインとして認識されます。

セカンドレベルドメインとトップレベルドメイン

サードレベルドメイン

サードレベルドメインは、セカンドレベルドメインの前に属しているドメインで、存在しない場合もあります。

その他の要素

ここまで、URLの中核を担う「ドメイン」について説明しました。ここからは、ドメイン以外の要素(プロトコル・スキーム・ホスト名・ディレクトリ・ファイル名)について説明します。

プロトコルとスキーム

プロトコルとは、インターネット上で通信をするときの取り決めのことです。

例えば人と人が会話をするときも、「日本語の文法やルールに従って話す」という共通の取り決めがあるからこそ意思疎通ができます。コンピューター同士の通信も同じで、「どのような手順でデータをやり取りするか」という取り決めに従う必要があり、これがプロトコルです。

プロトコルには目的に応じてさまざまな種類があり、Webサイトの通信でよく使われるのが「HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)」です。
近年はこれをSSL/TLSという技術で暗号化した「HTTPS」を使うのが標準になっており、セキュリティ・SEOの両面でHTTPよりHTTPSが推奨されています。

スキームは、URLの中で「どのプロトコルを使うか」を指定する記述のことです。
例えば本記事のURL(https://www.pignus.co.jp/column/webmarketing/2056/)の先頭にある「https」の部分がスキームにあたり、「このページにはHTTPSというプロトコルで通信してください」ということを表しています。

ホスト名

ホスト名は、アクセスしたサーバーのアドレスを指します。

代表的なホスト名は「www」ですが、これは省略をすることができます。例えばsample-note.comとwww. sample-note.comではURLが違いますが、同じドメインにアクセスするということになります。

「www」以外にも、英数字とハイフンで表現した文字列であれば別のホスト名をつける事も可能です。
例えば「aaa.sample-note.com」、「bbb.sample-note.com」のように、ホスト名だけが異なるドメインを用意し、それぞれのサイトでの役割を分ける使い方をしている会社もあります。

このように、ホスト名だけを切り分けたドメインを「サブドメイン」と呼びます。

ディレクトリとファイル名

ディレクトリは、サーバー内のフォルダ名を表しています。ホームページの場合、複数のwebページを持っているため、それを分類するための記述です。ディレクトリの中に更にディレクトリが入る場合もあり、その場合、2つ目以降のディレクトリをサブディレクトリといいます。

ファイル名は、URLの末尾にある一番小さなファイルを表します。URLにおいて最終地点を示す役割を持っています。

URLとドメインの違いに関するよくある質問

では最後に、よくある質問を一覧で確認しておきましょう。

Q. URLとは何かひとことでわかりやすく言うと?

A. URLは「インターネット上の住所」です。ドメイン(建物の住所)に加えて、通信方式・部屋番号(ディレクトリ)・郵便物の中身(ファイル名)までを含めた、場所を特定するための完全な情報だと考えるとイメージしやすいです。

Q. ドメインとURLの違いを一言で言うと?

A. ドメインはURLを構成する要素の1つです。ドメインが「建物の住所」だとすれば、URLはそこに至るまでの通信方式や、建物内の部屋(ディレクトリ)、部屋の中の物(ファイル)までを含めた「フルアドレス」にあたります。

Q. サブドメインとサブディレクトリは何が違う?

A. サブドメイン(例: blog.pignus.co.jp)はドメインの一部を切り分けて別サイトのように扱う方法、サブディレクトリ(例: pignus.co.jp/column/)は同じドメイン内にフォルダとしてページを追加する方法です。SEOの観点では既存ドメインの評価を引き継ぎやすいサブディレクトリが選ばれるケースが多く、当メディア「PIGNOTE」も「pignus.co.jp/column/」というサブディレクトリ構成を採用しています。

サイト作成前に知っておきたいディレクトリ設計

これからサイトを作成する人や、既にサイトを持っている人で、ディレクトリの整理をしたい人に向けてディレクトリ設計のポイントを解説していきます。

PIGNOTEのディレクトリ設計の実例

実例として、当メディア「PIGNOTE」のディレクトリ構成を紹介します。PIGNOTEはpignus.co.jp/column/カテゴリ名/記事ID/という構造を採用しており、「column」以下にSEO・GEO・コンテンツ戦略などのテーマごとのディレクトリを設け、その下に個別記事を配置しています。カテゴリごとにディレクトリを分けることで、検索エンジンに対して「このディレクトリはこのテーマを扱っている」という関連性のシグナルを出しやすくなります。

また、運営の中では記事の統合にともなってURLを変更する場面もありました。その際は統合先のURLへ301リダイレクトを設定し、評価を引き継いだ上で旧URLへのアクセスを新URLに転送しています。ディレクトリやURLを変更する際は、リダイレクト設定を忘れると評価もアクセスも失ってしまうため、必ずセットで対応することをおすすめします。

SEOではディレクトリ構造が重要!

ディレクトリ構造はSEOにとって非常に重要と言われています。なぜ重要と言われているのか、それには大きく以下3つの理由があります。

検索エンジンからクローリングされやすくなる

不要な階層を作らず、整理整頓されたディレクトリ構造であれば、サイト内のページを検索エンジンが発見しやすくなり、円滑なクローラビリティの向上につながります。また階層構造が整理されていると、ページの親子関係が明確になるため、Googleからの評価もその分適切にされやすくなることもメリットです。

階層構造はできるだけ浅くし、URLからコンテンツが推測できるようなディレクトリ構造を設計しましょう。

サイトの管理がしやすくなる

Webサイトは複数のエンジニアで作ることが多いです。それぞれが好きに階層を作り、ページを作ってしまうと、どこになんのページがあるのか非常にわかりづらくなります。この内容のページはこのディレクトリといったルール付けをして、整理整頓をすることで、サイトの管理が楽になります。ディレクトリごとにコンテンツと関連した単語を使えば、さらに一覧性が増します。

ディレクトリごとにターゲットキーワードが明確になる

テーマごとにディレクトリを整理することで、テーマ毎に狙いたいターゲットキーワードが明確になります。

例えば、ファッション通販のサイトであれば、「スカート」のキーワードで狙いたい場合、/skirt/というページ・階層を作ります。そして、その下の階層には、スカートに関連するページ、「赤いスカート」、「ロングスカート」、「ボーダースカート」などを入れます。

このようにディレクトリを整理することで、一つのテーマが一つのディレクトリ階層にまとまり、評価が高まります。

あわせて確認したいURL設計のポイント

ディレクトリ構造と合わせて、URLそのものの設計にも注意が必要です。特に、URL末尾に「/」を付けるかどうかを統一しないと、同じページが別々のURLとして扱われ、評価が分散する原因になります。詳しくはURLの末尾につけるトレイリングスラッシュは必要?SEOへの影響や注意点を解説で解説しています。URL設計全体のベストプラクティスについてはSEOにおけるURL設計のベストプラクティスもあわせてご覧ください。

まとめ

インターネットの住所であるURLは、プロトコル、ホスト名、ドメイン、ディレクトリ、ファイル名で構成されており、ドメインはそのうちの一部です。いずれもURLを理解する上では重要な要素ですので、ぜひ覚えてください。

URLの構造やディレクトリ設計のポイントを正しく理解して、サイト設計やコンテンツ制作、SEO対策に活用してみてください。ディレクトリを変更する際は、評価を引き継ぐためのリダイレクト設定も忘れずに行いましょう。

監修者

PIGNUS

PIGNUS編集部

PIGNUSは「価値を、本気で」をタグラインとし、あらゆるドメインで独自の価値提供を行っています。事業を伸ばすパートナーとしてあらゆるサポートに奔走するWebマーケティング事業、現代に最適化したWeb広告運用を提唱するプロダクト、BtoB購買における情報の非対称を解決するプロダクトを展開しています。

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